本多 政子(ほんだ まさこ)
中国山西省への語学留学をきっかけに、日本で見たことも聞いたこともなかった料理にたくさん出合い、各地方の珍しい料理を夢中で食べ歩く。帰国後、日本で現地さながらの風情漂う店を探し訪ねると同時に、中国へも旅し続ける。その経験を活かし、アイチー(愛吃)として中華料理にまつわる執筆・監修・企画・店舗アドバイスなど活動中。
これまで
9歳(1980年)
「兼高かおる 世界の旅」「日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行」などが好きで海外へ憧れるなか、NHK特集「シルクロード 絲綢之路」に強く惹かれ、中国へ行ってみたいと思うようになった。
と同時に「まんがはじめて物語」も好きで、まだ知られていない世界の扉が開かれるさまを見ることにテンションあがっていた。


21歳(1992年)
短大を卒業し就職後、念願の初中国!
埼玉県の国際交流事業で、姉妹都市(友好県省)の山西省へ。
訪問地のひとつだった山西大学で職員と出会いキャンパスを案内してもらう。念願の訪中が叶った喜びを興奮気味に話し続けていたら「ならば、またゆっくりおいで!」と留学を勧められる。
22歳(1993年)
退職し、中国へ。
前年訪ねた山西大学へ語学留学。
それまで食べたことのない料理に衝撃を受ける日々を送る。
山西省は「世界の麺のふるさと」その種類は200を超えるとと言われる麺食の地。
麺をよく食べ、現在も麺好きである。
他の省にも興味が湧き、休みの度(だけでなく授業を休んだこともしばしば)に各地を訪ね、未知の料理に出会う。


23歳(1994年)~
1年のプログラムを修了し、未訪の地をめぐって食べまくろうと意気揚々出発の矢先、パスポート盗難に遭い、泣く泣く帰国。
帰国後、中国で食べた料理が恋しくなり、休みの度(仕事はサボりませんでした。笑)に東京へ出て現地の味を探し食べ歩くように。
添乗員・テーマパーク・総合スーパー・衣料メーカー・文房具店など数々の職に就きながら、休日に中国も訪ねた。
勤務地が羽田空港だった頃は、0泊3日で上海や台湾などへ食べ歩きに飛び、エクストリーム出勤したこともしばしば。
37歳(2008年)
アイチー(愛吃:食べるのが大好きという意味)の名で、食べ歩きの記録をブログに書き始める。
上海にて、当時人気のグルメストリート「呉江路」の端っこにあった屋台でマーラータンと出合い、惚れた。


41歳(2012年)
コミュニティ「中華地方菜研究会〜旅するように中華を食べ歩こう〜」を立ち上げる。東京で食べることができる中国各地のローカルグルメを皆で楽しむイベントを催す。
52歳(2023年)~現在
埼玉県へ転居。
地元のスーパーでレジに立ちつつ、現在も引き続き中華料理にまつわる執筆・監修・企画・店舗アドバイスなどをおこなう。
